スノーボード グラブとは?種類やスタイルなどを徹底解説!
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グラブの種類
グラブは様々な種類があり、掴む手や位置などでも呼び方や難易度が変わってきます。またそれぞれに名前がついており現在人間がつかめる位置のグラブは概ね名前が付けられていますが、今でもときどき新しいグラブが開発されています。基本グラブというのが6種類あり、その他のグラブトリックは基本グラブの応用などして難易度をあげたものを指します
インディグラブ
インディグラブはスノーボードのグラブトリックの中でおそらくすべての人が最初にやると思われるグラブです。やり方は テール側(進行方向から見て後ろ側)の手でトゥ側(つま先側)の両足の間の板を掴むトリックのこと を言います。このグラブをするためにはすべてのグラブをする上で必要な《板の引き付け》と《空中での安定感》を必須とし、なおかつ目線も変わらず一番バランスが崩れにくく恐怖心の少ない位置を掴めるため 【基本中の基本のグラブ】 とも言われます。
ミュートグラブ
ミュートグラブは ノーズ側の手でトゥ側の両足の間の板を掴むトリックのこと を言います。インディグラブとは逆の手で同じ位置を掴むグラブですが、進行方向側の手ということもあり、飛んでいる最中目線に少し被るためインディグラブよりも恐怖心が出てきます。
メランコリーグラブ
メランコリーグラブは ノーズ側の手でヒール側(かかと側)の両足の間を掴むトリック です。ちゃんと板の引き付けが行われていないと掴む事ができず、バランスを崩しやすいので最初の頃は恐怖心が強く出るグラブです。ちなみにメランコリーとは【melancholy】と書き《憂鬱》という意味です。なぜこんな名前になったのかは不明です。
ステイルフィッシュグラブ
ステイルフィッシュグラブは テール側の手でヒール側の両足の間を掴むトリック です。このグラブはそのままでは掴みづらく、少し板をシフト(板を空中で横にする)しないと掴めません。なおかつ進行方向側の腕がカウンターウェイト(後述)で目線を隠すために恐怖心が非常に強く、最初はかなりの難易度を誇るグラブです。ちなみにステイルフィッシュとは 【stalefish】 と書き 《腐った魚》 という意味があります。由来はプロスケートボーダーのトニーホークがそう叫んだと言われています。
ノーズグラブ
ノーズグラブは ノーズ側の手で板のノーズの先を掴むトリック です。今までは板を両足とも上半身に引き付けていましたが、このノーズグラブはノーズ側の足を引き付け、テール側の足はそのままというように左右の足で違う動きをするため最初は加減が分からず少しやりづらいグラブです。
テールグラブ
テールグラブは テール側の手で板のテールの先を掴むトリック です。これもノーズと同じで左右の足で引き付けかたが変わるため最初は少し苦労するトリックです。また人によっては「ノーズが刺さるかもしれない」という恐怖心が沸くという話を聞きました。