ボルダリング キョン(ドロップニー)とは?やり方とコツをご紹介!
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キョンの注意点
あらゆる壁、シーンで活躍し、初心者~上級者まで万能に使いこなすことができるキョンですが、注意することもあります。この注意点も頭に入れながら、ここぞという時に使うことができるようにします。
① リーチが短くなる
両足でホールドに乗り壁に腰を引き付けながら行うため、両腕の指先~指先を指す「リーチ」は短くなってしまいます。そうすると可動範囲が狭くなってしまいますが、片手の可動範囲は広まり、習得しておくといざという様々なシーンで活躍します。
② 速さを求めるには向いていない
両足をホールドに乗せた状態で行うため、壁を登り切る間に足を入れ替える動作が増えます。そのため、もたつくことも考えられ、その分時間を使いやすいことが挙げられます。スムーズにスピーディーに登るなど、速さを出すことは難しいことがあります。
③ 体勢を戻しづらい
どんな壁もここぞという時に楽に登ることができますが、この姿勢を崩し次のムーブに移るのは少し大変になります。膝を曲げ体を捻り腰を壁に引き付ける姿勢を戻すには、下半身がしっかりと踏ん張れていないと体が振られやすく体勢が崩れやすくなります。
④ 何と言っても、膝を痛めやすい
膝を内側に曲げ込んで踏ん張る姿勢を多用してしまうと、曲げる膝により負担がかかってしまいます。あらゆるシーンで使いやすい万能なムーブではありますが、あまり使いすぎてしまうと、膝を痛める原因になるので注意が必要です。