BMX フリースタイル パークとは?オリンピック新種目を徹底解説!
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東京オリンピック日本人候補 男子選手
世界と肩を並べて、男子も女子も活躍しているBMXフリースタイル。オリンピック候補選手になっている注目すべき日本人選手をご紹介します。
中村 輪夢(Rim Nakamura)選手
- 生年月日:2002年2月9日
- 出身地:京都府
- instagram: @rimbmx
元BMXライダーで、京都市内でBMXショップを経営いている父の元、中村選手は自然に3歳の頃からBMXに乗り始めます。5歳で初の大会出場を果たしてから、その後も数々のキッズクラスの大会で優勝を勝ち取っていきます。
そして、中学生にしてプロに転向すると、アメリカの大きな大会RECON TOURで優勝。その勢いは留まることなく、世界の強豪達が参戦するG-Shock Real Tougnhessでもなんと優勝を飾り、14歳にして一躍世界から注目される存在になりました。
2017年11月に開催された第1回世界選手権では最年少でファイナルに進出し、強豪が連なる中見事7位に入賞しました。中村選手が得意とするのは、高いジャンプとトリックの完成度の高さです。ジャンプの高さは世界でもトップレベルで、それを武器にして空中の滞在時間を長くし正確なトリックを決めます。
東京オリンピックではまだ18歳ですが、既に大人顔負けのトリックを魅せてくれる中村選手のこれからの成長にも注目です。
西 昂世(Takanse Nishi)選手
- 生年月日:1987年5月23日
- 出身地:三重県
- instagram: @westbmx
西選手は自動車整備士をする傍らBMX選手として数々の大会で活躍しています。
4歳でBMXに乗り始め、短大に進学した19歳の頃、偶然出会ったプロBMXライダーの大西勘弥さんがきっかけでパークライドにハマります。24歳で本格的にオーストラリアでBMXの修行をし、大技を取得して日本に帰国します。三重県にある西選手の自宅には自作のジャンプ台があり、整備の仕事の傍らいつでもBMXの練習ができるようになっています。
休日になるとライダーたちが練習に訪れるそうです。練習場がないなら造ってしまうほどBMXに対して熱い情熱がある西選手、岡山県で開催された第1回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会で2位に輝いています。海外で習得した西選手のトリックはダイナミックかつ軽やかで、世界の強豪選手にも引けを取りません。
高木 聖雄(Toshio Takagi)選手
- 生年月日:1987年7月18日
- 出身地:岐阜県
- instagram: @toshiobmx
元々自転車に乗ってジャンプなどをしていたが、その自転車が壊れてしまい、14歳の頃BMXを買って本格的にBMXを知りその魅力にハマります。
17歳で日本のプロクラスに昇格し、その後も海外での修行やコンテストに挑戦し続け2011年には日本コンテストで日本チャンピオンになります。持ち前の才能とストイックさで、4大会連続で日本チャンピオンを勝ち取ります。
2014年に開催されたアメリカBMXシリーズコンテストでシルバーメダルを獲得後、2015年にプロ昇格を果たします。その年に開催されたアメリカシリーズコンテストでは、ジャンプ部門で見事優勝し素晴らしいプロデビューを飾りました。
2017年の第1回全日本フリースタイル・パークでは3位に入賞し、オリンピックへの期待が高まります。
大霜 優馬(Yuma Oshimo)選手
- 生年月日:2001年10月27日
- 出身地:神奈川県
- instagram: @yuma_oshimo
高校生で山梨のBMXテーマパークYBP Projectのスタッフとして駐在している彼は、BMXはパークの他に、ストリート、ダートでも活躍するマルチライダーです。
フランスで行われるFISE Montpellierに参戦するなど、SNSなどで彼の活動を見れば、BMXに対する情熱と積極的な姿勢が垣間見れます。
2017年にはYBP GAMESのダートジャンプ部門で優勝。2018年に行われるYBP GAMES DEMOにもパークの腕をさらに磨き上げ参戦するので大注目です。今後の彼の活躍とBMXへの積極的な活動には、目が離せません。