パルクール やり方&コツをご紹介!

パルクール やり方&コツをご紹介!

目次

パルクールは元々周囲の環境を利用しながら、目標地点まで最速で当到達する為の移動術でした。しかし最近は、最速で目標地点に到達するというよりも、障害物を利用しながらパフォーマンス豊かに魅せる移動術としての要素が高まってきています。

パルクールには無数のトリックがあり、今でも新しい技が開発されています。その中でも初心者が初めに身に付ける基本的なトリックをコツを交えてご紹介します。

ヴォルト(Vault)

ヴォルト(Vault)は足と手両方を使って障害物を飛び越えるトリックの総称です。パルクールの中でもとても重要な役割を持ち、使用する回数も一番多く次のトリックの起点になるのも特徴です。着地の次に大事と言っても過言では無く、やり方によって様々な呼び名に分かれており「〇〇〇ヴォルト」と名前が変わります。代表的な二つのヴォルトをご紹介します。

ステップヴォルト(Step Vault)のやり方とコツ

ステップヴォルトは片足と片手を障害物にかけて残った足を浮かせ前に突き出し、飛び越えるトリックです。ヴォルト系の中でも最も簡単で基本動作になります。

①助走をつける

(飛び越える障害物が高ければ高いほどスピードが必要となるので助走距離は伸びます。)

②左足で踏み切る

(初めは効き足で構いませんが、どちらでも両方の足で踏み切れるようになると良いです。)

③右足を障害物に乗せる

(踏み切った瞬間反対の足を振り上げて高さを出します。)

④左手を障害物に乗せる

(3で乗せた右足と輪を作るイメージです。)

⑤左足を左手と右足の間に通す

(4で作った輪に踏切に使った左足を通します。この時輪を通す足は障害物に触れないようにします。)

⑥左足から着地


今回は左足で踏み切る前提で解説しましたが、踏み切る足が右足になれば着く手も逆になります。

スピードヴォルト(Spped Vault)のやり方とコツ

スピードヴォルトは助走で付けた勢いを保った状態で障害物を跳び越えるトリックです。低い障害物をスピーディーに飛び越える時に有効で、連続で使用する事が出来るのが特徴です。

①助走をつける

(ステップヴォルトと同様に、障害物が高ければ高いほどスピードが必要になります。)

②片足で踏み切る

(この時踏み切った足の方向に体を傾けて障害物に対しなるべく並行にします。左足で踏み切れば体を左に、右で踏み切れば体を右にして下さい。)

③踏み切った足と同じ手を障害物に乗せる

(この時傾けた体を腕で支えつつ前方に力を加えます。)

④踏み切った方の足で着地


スピードヴォルトは魅せる移動法としてとても有効的ですが、片手片足で行うトリックなので障害物によって右で踏み切った方が良い場合と左で踏み切った方が良い場合に分かれてしまいます。両足どちらでもスピードヴォルトが出来るようにしたいですね!

>>プレシジョンジャンプ(Precision Jump)

この記事のライター/カメラマン

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