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スノーボードのチューンナップで滑りはどう変わる? 抑えておきたいチューンナップの基本

スノーボードのチューンナップで滑りはどう変わる? 抑えておきたいチューンナップの基本

チューンナップの種類

一言でチューンナップといってもその中には、さまざまなメニューがあります。ここでは代表的なものとその特徴について解説します。

ワクシング

ワクシングは、まさに言葉通り板にワックスを入れる作業のことです。お店ごとに使用しているワックスは異なりますが、長年培ってきているプロのワクシングや専門のマシンで入れるワクシングは、やはり滑走力に違いをもたらしてくれます。有名なのはV-サーモと呼ばれるマシンで、チューンナップショップだけではなくスノーボードショップに置いてある場合もあります。スノーボードは普段滑るエリアによって最適なワックスが異なります。職人がいるチューンナップショップでは、その人のエリアに最適な形でのワクシングをしてくれるでしょう。

エッジのビベリング

エッジのビベリングとは、エッジに角度をつける作業のことです。エッジに0.5度から2度の角度をつけることによって、自分の好みのスタイルに沿った形でのエッジングが可能になります。エッジの抜けや鋭いエッジングを実現してくれるのでより理想のカービングを追求可能です。ビベリングをする際は、自分が普段どういうスタイルで滑ることが多いのかを伝えて依頼するようにしましょう。

ソールのサンディング研磨

ソールのサンディングは、特殊な機械でソールを磨き上げることによりソール本来の滑走力を取り戻す作業のことです。サンディングにもさまざまな種類の粗さがあり、サンディングの工程を何回か重ねることにより、キレイなソールを蘇らせてくれます。また、ソール表面についた汚れや古いワックスを剥がしたり、細かな傷なども磨き上げてくれるので、より走る板になります。

ソールのストラクチャー

チューンナップで一般的なのが、ボードのソールにストラクチャーを入れる作業です。ストラクチャーとは、ソールにつける小さな溝のこと。ハイシーズンはそこまで影響はありませんが、春先の水分が多い雪質では抜群に力を発揮してくれます。ストラクチャーの入れ方や構造はお店によって違うものの、滑走面と雪面の間にできた水分を効率的に排水してくれるので滑走力が上がります。

ボードのリペア

リペアとは、ボードの修理のことです。レールやボックスなどのジブでエッジが割れてしまったり、シーズン初めや春先で石や木などでついた大きな傷を修復してくれます。もちろん傷の程度にもよりますが、ソールの芯材が見えてしまっているものを埋め合わせてくれたり、エッジが一部分剥き出しになっているケースなどを修理してくれたりする場合もあります。こちらも傷の状態に大きく依存するので、まずは修理が可能かどうか実際にお店に持って行ってもらい聞いてみましょう。

>>チューンナップの相場感って?

この記事のライター/カメラマン

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