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【これで安心!】初滑りの前に抑えておきたいワックスの基本

【これで安心!】初滑りの前に抑えておきたいワックスの基本

目次

ゲレンデにも雪が積もり、さあ初滑り! と意気込んだはいいものの久しぶりのスノーボードでワックスのかけ方を忘れてしまった…。そもそも初めて自分の板にワックスをかけるそんな方に、今回はこれさえ抑えておけば安心のワックスの基礎知識について紹介します。

基本はホットワクシング

スノーボードのワックスは、アイロンを使って熱をかけながらワックスを入れるホットワクシングが基本です。ゲレンデやスノーボードショップで売っている液体で塗るタイプやスプレーのタイプは基本的に一過性のものなので、シーズン前や準備に時間がある場合は極力ホットワクシングをやりましょう。

ホットワクシングに必要な道具

ホットワクシングに必要な道具は主に下記の5つです。

  • 専用アイロン
  • 固形ワックス
  • ワクシングペーパー
  • スクレーパー
  • ブラシ

それぞれ解説していくと、アイロンはワックスを溶かして塗るもの、固形ワックスはそのままワックス、ワクシングペーパーは溶かしたワックスを均一に浸透させるもの、スクレーパーは余分なワックスを削ぎ落とすもの、ブラシはスクレーパー後に残った表面の残りカスを綺麗にするものです。ワクシングペーパーはなくても対応可能ですが、板の汚れを取ってくれるという一面もあるので使用するのがおすすめです。

ホットワクシングの基本のやり方についてはこちらの記事「 スノーボード ホットワックスのかけ方は? おすすめのワックス紹介! 」を参照ください
 

ワックスの種類には要注意

一言でワックスといっても、その中身はブランド別、コンディション別で多岐に渡ります。溶かして使う固形ワックスは基本的にベースと呼ばれる下地になるもの、その上に重ねていく対応温度別の滑走ワックスがあります。温度別では、ハイシーズン用の硬いワックスから春先などの水分が多い雪用の柔らかいワックスなどがあります。こちらはメーカーごとに対応温度が違うので、店頭で選ぶ際は商品の対応温度をしっかりと見てから選びましょう。

シーズン前はベースをしっかり作る

これから先の長いシーズンに向けて、まずはしっかりと板のベースを作る必要があります。基本となるベースワックスをしっかりかけて、剥がしたあとは柔らかい(温度が高い)もの、中ぐらいのもの、硬いもの(温度が低い)ものを順番にかけましょう。多少手間はかかるのですが、シーズン前にしっかりベースを作っているかどうかでそのシーズンの板の走り具合は変わります。

ワックス選びで困ったら

ワックス選びで困ったときは、比較的低い温度で対応温度が広いものを使うのがおすすめです。なぜなら温かい温度の対応ワックスはシーズン後半にかけて必要になってくるもので、ハイシーズン(12〜2月)であれば基本的に低い温度のものがマッチするからです。まずは、低い温度のものを滑りに行く前に毎回ホットワクシングをしておけば安心です。春先になり滑りが悪くなったり、より滑走性能をあげたい場合はそのタイミングで柔らかめのワックスを使うのが良いでしょう。

>>板が滑りづらいときの対処法

この記事のライター/カメラマン

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