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寒さ対策は上達への近道! 冬を乗り切るおすすめアイテム

寒さ対策は上達への近道! 冬を乗り切るおすすめアイテム

3.ウェットスーツだけじゃない? 防寒アイテム

ウェットスーツが開発されてから約70年。高機能なウェットスーツはもちろんのこと、今ではいろいろな種類の防寒アイテムが市場に出回っています。
そこで次におすすめアイテムを順に紹介していきます。

①ウェットスーツだけじゃない! 手足を寒さから守る「ブーツ&グローブ」

ウィンタースポーツである「スキー、スノーボード」でも使用されている「ブーツ、グローブ」とは少し違い、サーフィンで使用するものはウェットスーツの生地で作られており、非常に柔らかく水を通しにくいものとなっています。
また、水温に合わせて2mm、3mm、5mmといったように生地の厚さを選ぶことができるため、個々の好みや暮らす地域に合わせてチョイスすることが可能です。

②意外に便利! ネックウォーマー

首の周りには太い血管が通っており、首を保温することで体温の低下をある程度防ぐことができます。水温の低い時期はもちろんのこと、風の強い日や気温の低い日などに使用することにより、見た目以上に温かく快適にサーフィンできるでしょう。使い方は首に巻く方法は当然ですが、頭にはめることでヘアバンドとしても使用でき、頭の防寒対策としても効果的です。

③フルフェイスからキャップタイプまで豊富な種類のヘッドキャップ

先ほども水温の低さを表現しましたが、冬の海水はとても冷たく、「ドルフィンスルー」をするのを躊躇してしまったり、心が折れゲッティングアウト(沖のブレイクしているポイントにパドルしていくこと)を諦めてしまったりということもあると聞きます。
そんなときに頭を冷やさないようにするための「ヘッドキャップ」があれば心配が軽減されるでしょう。フルフェイスタイプに抵抗がある方でも、ニット帽のような形のものからベースボールキャップタイプまで、見た目も考えられていますのでデザイン性で選んでも問題ありません。

④海の中のホッカイロ!? 体に塗ってポカポカサーフィン「ホットジェル」

体を温めるのは何も着用するタイプのものだけではありません。海に入る前の着替えるときやサーフィン終了後のウェットスーツを脱ぐときなど、まるで苦行のような瞬間もあります。
そんな瞬間をも快適に変えることができるのが、体の部位に直接塗ることで発熱する「ホットジェル」です。ジェルタイプなので重ね着をしたときのごわつきを軽減することが可能です。
適量のジェルを、上半身や腰周り、太もも周りなどに塗りこむことで一定時間、体の冷えを軽減してくれます。
注意事項としては、皮膚の弱い方や体に合わない方もいるので、少量のジェルを体の一部に塗り、自分に合っているかどうかを確認することが大切です。また、塗り過ぎによる低温ヤケドにも十分注意し使用しましょう。

⑤体全体を温めたい! ウェットスーツの下に着用する「インナー」

先ほどの「ホットジェル」とは違い、ウェットスーツの下に着用するタイプの「インナー」は、全身タイプのものから半袖半ズボンタイプ、長袖半ズボンタイプといったように多くの種類が発売されています。生地の種類も数多くライナップされており、値段と機能を見定めながら自身に合ったものを選びましょう。「ホットジェル」とは違い、部分的に温めるのではなく全身を温めたい方におすすめです。

⑥案外バカにできない「耳栓」

サーフィンをしている方で耳にしたことがあるであろう「サーファーズイヤー」。みなさんは知っていますか? サーファーズイヤーとは、サーフィン歴が長く、冬でもサーフィンを頻繁にしている方に多く起こる病気で、冷たい海水による刺激を長期的に受けることによって、外耳道の骨が増殖し、耳の孔が全体的に狭くなることで症状が出現します。最悪の場合、手術をしなければいけないこともあるため、しっかりとした対策を取る必要があります。
このサーファーズイヤーを防ぐ役割をするのが「耳栓」です。耳に蓋をするので海水の流入を防ぐことができ、効果が期待できます。また、砂などの異物が耳の中に入ることも防ぐので衛生的にもいいでしょう。

⑦着替え時の必需品の「ポリタンクカバー」

海外などで見かけるビーチに備えつけのシャワーですが、日本ではサーフポイントに整備されていないことが多いため、ポリタンクにお湯を入れて持っていく人もいると思います。春から秋にかけて、気温の低くない時期ではお湯が冷めてもさほど気になりませんが、冬の雪がチラつく時期になると死活問題になりかねません。気温が低い上に冷たい水をかぶるとなると、風邪を引いてしまう可能性もあります。
そんな寒い季節に活躍するのが「ポリタンクカバー」です。ウェットスーツの生地でできているため、保温効果が期待できます。また、ポリタンクカバーが手元にない場合はタオルや衣類などでポリタンクを覆うことで多少の保温が可能です。

⑧ウェットスーツのまま家に帰れる! 「シートカバー」

そもそも海から上がったときに、外で着替えるから寒いんです。思い切ってウェットスーツのままクルマで帰ってしまいましょう!
そんな思い切った発想を可能にしてくれるのが「シートカバー」です。もちろん防水加工されているので、2ラウンド目のポイント移動も濡れたウェットスーツままOKです。値段も安価で、ブランドものからそうでないものまで多くの種類があります。車種、デザインから好みのものを選びましょう。

>>最後に

この記事のライター/カメラマン

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