BMXフラットランドのペグってどんなものがいいの?選ぶ際のポイントを紹介!
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ペグ選びのポイント
ペグ選びのポイントは、行うトリックやルーティンによって選ぶというのがポイントになります。ある程度のスキルがあるライダーなら自分自身にあったペグがイメージできると思いますが、初心者の人だと、なにを選んだらいいのかわからないなんてことも多いはずです。
基本の単発トリックの場合は、ペグの種類が変わってもそんなにトリックに影響がないと思いますが、ルーティンの場合はトリック同士を繋ぐ際に、ペグ選びが重要になってきます。
また、フラットランドのペグは基本的には2本1セットで売られていて、フロントペグとリアペグを違うペグにセッティングすることもできます。フロントトリック主体やリアトリック主体といった片方が主体になっているライダーの場合は、主体でない方のペグの重要性が低いので、軽量化のために軽いペグにする人もいます。
長さ
フラットランドで使われるペグの標準的な長さは110mm前後になります。
ペグの長さには人それぞれの好みがあるので、どの長さが一番いいとは一概に言えませんが、長いペグは、足の向きを変えるバリアルをした際にフォークやフレームに足が当たりにくくなりますが、その分ホイールの重心から離れた位置にポジションを取ると、バランスを取るのが難しくなります。短いペグは、長いペグとは逆の特性になります。
特にこだわりがない場合や、人より足が大きいなどといったことがないのであれば、標準的な110mmの長さのペグがいいと思います。
太さ
ペグの太さは、おおよそ30〜45mmの太さがあり、昔は太めのペグが一般で使われていましたが、最近のフラットランドでは38mm前後のの太さのペグがポピュラーです。
ペグが太くなると、重量が重くなりますが乗りやすくなり、足が疲れにくくなります。逆に細くなると乗る部分が少なくなるので不安定になりますが、軽量になります。
足の大きさやトリックによってペグを選ぶといいでしょう。また、リアトリックの場合は手でペグを持つので、持ちやすい太さのペグを選ぶといいと思います。
材質
フラットランドで使われるペグの材質は、アルミと強化プラスチックの2種類があります。
多く使われるのは強度が高いアルミ製のペグ。強化プラスチックのペグは、アルミ製に比べると強度は劣りますが路面の傷つきを抑えたり、軽量だったりするので、あまり乗ることがない方のペグを強化プラスチックにして軽量化を図る人が多いです。
形状
ほとんどのペグは円柱状の形状をしていますが、ペグ先端は丸みがあり、この丸みの加減でトリックのしやすさも変わってきます。そのため、バリアルや足の向きを変えやすくするためにペグの先端にキャップをつけて、形を変えられるペグもあります。
また、ペグの先端は削れやすいので、先端部分だけ素材を変えるなどして強度を強めたペグなどもあるので、トリックや練習内容によって選ぶといいと思います。
ローレットの種類
ペグの上で滑らないように彫られている溝のことローレットと言い、ローレットの溝が深いほど滑りにくくなります。フラットランドの場合は、決してペグが滑らない方がいいということはなく、あえて滑りやすくしてトリックをやりやすくする人もいるので、ローレットの強さには人それぞれ好みによって違いが出てきます。また、靴との相性もあるので、ちょうどいいローレット加減が見つかるまでには少し時間がかかるかもしれません。
そして、ローレットはペグの使用期間が長いと削れてきて、滑りやすくなってきます。また、ペグによってはローレットがなくてスケートボードで使用するデッキテープを巻いて滑り止めにするタイプのペグもあり、デッキテープの場合はアルミ製のペグのローレットより早く滑りやすくなりますが、簡単に交換することができます。